ファームについて
私たちは「農ある暮らし」を目指しています
ファーム&ガーデン白岡では自然農法を主とし、在来固定種を中心に取り入れ、母体となる土を大切にし、無農薬無化学肥料で野菜・果実・ハーブの栽培を行っています。また、様々なイベントや農園体験を通して、自然から学ぶ農業教育も進めております。広い農地にて、心と身体が安心できる土に共にふれる事により、五感が目覚める「農のある暮らし」を提供できる農園を目指すと共に 自然の恩恵に感謝して健やかに生きるをテーマにして、スタッフ一同、日々努力してまいりたいと思います。
メンタルヘルス疾患の克服実績を持つ
無農薬無化学肥料のオーガニック農園
私はメンタル疾患を患い、何種類もの向精神薬を服用し、つらい闘病生活を送った経験があります。ある日、自宅前の畑管理をしてくれていた親戚から畑を返還されました。病の身体を引きずりながら、初めての農作業を必然的に始めました。陽の光を浴び、土のにおいを嗅ぎ、身体を動かすようになりました。自然農法を学び、収穫した新鮮な野菜を食し、味噌などの加工品を手作りしたりと、昔ながらの農家の生活をし始めたところ体調がよくなり、みるみると薬の量も減り、気が付けば社会復帰を果たしただけでなく、自宅の畑も蘇りました。そんな経験を活かし、2010年ごろより健常者はもとよりメンタルヘルス不調者や障がい者の方を受け入れ、農x心の連携=農心連携として、農園体験を提供しています。
オーナー 吉澤 貴世
パンフレットは こちら からダウンロードできます
農心連携とは
“農”の力で心身をケアするアグリヒーリング=“農心連携”
園芸療法には右のような効能・効果があると言われています。私たちの営みは園芸ではなく農業ですので、アグリヒーリング= “農心連携”という言葉を用いています。“農”には、癒しの力、ケアする力があると私たちは考えています。
農作業によるストレス改善効果
アーシング効果、ストレスホルモンといわれる血中コルチゾールの低下と幸せホルモンといわれるオキシトシンの増加、土壌中の微生物による抗ストレス効果など、農作業がもたらすメンタルヘルスの効果に関する科学的エビデンス(根拠)が増えてきました。
“農心連携”を感じるイベントや体験
うつ病、パニック障害、統合失調症といったメンタルヘルス疾患や精神障害、発達障害、知的障害といった当事者の方とそのご家族、さらにはそのような方をケアする専門家や農家の方々を対象に、さまざまな農家体験イベントやケアサービス、学びの場を提供しています。
① 身体的効果
基本的運動能力の維持・増進
機能回復とリハビリテーション
筋力や体力の衰え防止
適度の疲労感と爽快感
② 精神的効果
満足感・達成感
気分転換・ストレス発散
自己効力感の向上
③ 社会的効果
コミュニケーション力向上
社会性の向上
アグリヒーリング効果
アグリヒーリングとは、農作業や農体験を通じて心身の健康回復を図ったり、ストレスを緩和させたりする考え方のことです。Agriculture(農業)の“アグリ”とHealing(癒し)の“ヒーリング”を組み合わせた造語です。
一般的には「園芸療法」という言葉の方がなじみがあるかもしれません。
私たちが提唱する“農心連携”の土台となるのがアグリヒーリングです。
近年、農作業や農体験がストレス緩和に有効であるという科学的エビデンスがもたらされるようになりました。
なぜ農作業や農体験が人々に癒しを与えるのか、いくつか事例をご紹介します。
アーシング
素足で地面に立つ、座る、寝転ぶ、そして樹木に触れるなどの方法によって、電気を抜く(放電する)ことをアーシングといいます。
体内の電気的バランスを正常化することで、様々な慢性変性疾患、慢性ストレス、統合失調症、炎症、痛み、睡眠不足、心拍変動障害に対して効果があると言われています。
- ※引用
- Gaétan Chevalier、Earthing: Health Implications of Reconnecting the Human Body to the Earth‘s Surface Electrons、J Environ Public Health. 2012
ホルモンバランス
農作業によって、ストレスホルモンといわれるコルチゾールの低下と幸せホルモンといわれるオキシトシンの上昇が確認されるという研究結果があります。
運動や音楽では、コルチゾールは低下するものの、オキシトシンの増加は見られず、またうれしい出来事があった場合では、コルチゾールもオキシトシンも増加します。ストレスを下げて、幸福度を高めるのは農作業や農体験の特徴といえます。
- ※引用
- 千葉吉史、花を介した軽園芸作業によるストレス軽減可能性の考察、日本ストレス学会報告、2018年
微生物の作用
土壌中に生息する細菌(Mycobacterium vaccae)が産生する脂質には抗炎症、免疫調節、およびストレス耐性の性質があるという報告がなされました。
農作業によって土に触れたり、舞い上がった土埃を吸い込んだりすることでこの細菌が体内に取り込まれ、ストレス軽減をもたらすと考えられます。
- ※引用
- David G. Smith、Identification and characterization of a novel anti-inflammatory lipid isolated from Mycobacterium vaccae, a soil-derived bacterium with immunoregulatory and stress resilience propertie、Psychopharmacology 2019
農園紹介
無農薬無化学肥料のオーガニック農園
畑では、四季折々の農作物、果物、ハーブを栽培しています。
田んぼでは、コシヒカリやもち米を育てています。
日本蜜蜂の養蜂も行っています。
農薬や化学肥料を一切使用しない自然農法で育てた作物を使ったワークショップ、収穫体験も開催しています。
- 駐車場、ウォシュレットのトイレ、洗面所完備
- 築60年の母屋、1階は16畳の大広間、20人収容可能
- Wi-Fi、プロジェクター、スクリーン完備
- イベント用テント2台、20人着席できる机と椅子
- 徒歩圏内にコンビニあり
環境保全型農業として"SDGs(エスディージーズ)"に取り組んでいます。
スタッフ紹介
医療・介護・福祉・教育のバックグラウンドを
もったスタッフが多数
医療福祉系だけでなく、メンタルヘルス疾患の経験者、プロの料理人、経営コンサルタントなど多様な人材がスタッフとして、または支援者として関わっています。また、精神科、心療内科、ホリスティック医学の医師とも連携しています。
だから、ファーム&ガーデン白岡が提供する“農心連携”のイベントやサービスは安心・安全なのです。
概要
社名 一般社団法人 ファーム&ガーデン白岡 |
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代表者 代表理事 吉澤 貴世 |
住所 〒349-0223 埼玉県白岡市下野田1112-1 |
スタッフ数 5名 |
ホームページ https://farm-garden.net/ |
事業内容 農作物の出荷・加工・販売、農体験の提供 |
沿革 2009年 うつ病中に自宅前の畑で農業を始める 2010年 農家体験の提供を始める 2013年 農水省の「農のあるくらし交付金」に採択される 2015年 農の雇用事業助成金に採択され、研修生を受け入れる 2018年 "農心連携"の事業化に着手する 2019年 クラウドファンディングにて、目標金額を達成 2020年 「シニア世代の新規就農に向けた農業研修支援事業」に採択され、シニア研修生を受け入れる |
名称 ファーム&ガーデン白岡 |
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オーナー 吉澤 貴世 |
住所 〒349-0223 埼玉県白岡市下野田1112-1 |
スタッフ数 5名 |
ホームページ https://farm-garden.net/ |
事業内容 農作物の出荷・加工・販売(直販・EC) |
沿革 2009年 うつ病中に自宅前の畑で農業を始める 2010年 農家体験の提供を始める 2013年 農水省の「農のあるくらし交付金」に採択される 2015年 農の雇用事業助成金に採択され、研修生を受け入れる 2018年 "農心連携"の事業化に着手する 2019年 クラウドファンディングにて、目標金額を達成 2020年 「シニア世代の新規就農に向けた農業研修支援事業」に採択され、シニア研修生を受け入れる |
メディア掲載履歴
2021年1月 マイナビ農業に掲載 |
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2019年8月 朝日新聞埼玉版に掲載 |
2019年7月 農業新聞に掲載 |
2019年7月 クラウドファンディングReady Forプロジェクト「農心連携!”農”の力で心身をケアする取り組みを広げたい。」掲載 |
2021年1月 マイナビ農業に掲載 |
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2019年8月 朝日新聞埼玉版に掲載 |
2019年7月 農業新聞に掲載 |
2019年7月 クラウドファンディングReady Forプロジェクト「農心連携!”農”の力で心身をケアする取り組みを広げたい。」掲載 |